●宮城県:鳴子温泉「鳴子天鳳」('07.4.21〜'07.4.22)
急遽、前日予約の超格安プランに行ってきました。
価格が価格だったため少々不安ではあったのですが、着いてみると結構立派な建物。
いつも泊まるような「旅館」ではなく「大規模ホテル」と言う佇まいでした。
少々古さは感じますが、とは言え汚いわけではなくなかなかのものでした。
立派な庭園もあったのですが、天気が悪く表に出なかったので、遠目でしか見られませんでした。
部屋はこんな感じ。バストイレはもちろん、小さな別室も付いていたりして、結構な広さです。
レイアウトを見る限り、特別室を除く全てが同様の部屋みたいです。
今回は超格安だったため低層階の宿泊でしたが、上の方だとかなり眺望が良いようです。
食事は大広間にて。でかいお膳がドーンと並んでいました。
宿泊費を考えると恐縮してしまうような内容です。品数も量もかなり多め。
内容的にはまずまずなのですが、基本的に作り置きなので、一部冷めてしまっているのはマイナスポイント。
あと、宮城らしさ・鳴子温泉らしさを感じさせるような、目玉と言えるメニューがないのも残念です。
朝食はバイキングで、個人的には温泉旅館としてはどうかと思います。(まあこう言うニーズもあるのでしょうが。)
風呂は内風呂と露天風呂が各一つ。若干緑がかった、あまりキレイっぽくない色のお湯でした。
鳴子は源泉が複数あるのですが、この色ははじめて見ました。もっとも同じ源泉でも色が変わるらしいのですが。
宿泊人数のせいか気温のせいか分かりませんが、湯温の変動が大きい気がしました。
その他、感じた点を三点ずつ。
<良かった点>
・露天風呂が結構広めで、開放感がありました。また内風呂も含め、新緑や紅葉の時期はかなり目の保養になるかと。
・タオルとセットでいただけるアメニティがやたら豊富。ほとんど使いませんでしたけど、女性受けはしそう。
<気になった点>
・食事は量を減らしても、質の向上を望みたいです。
揚げ物・焼き物だけでも、出来たてを出してもらえればかなり印象が違うかと。
・露天風呂が広い割に注ぐ湯量が少ないので、お湯の対流が悪そう。
(循環湯であれば余計な心配なのですが、掛け流しらしいので・・・。)
通常料金でも不満のない内容ではありましたが、また来たいと思わせる要素は少なかったです。
これはこの宿だけでなく、鳴子温泉全体に言えるような気がします。(地元ゆえの感じ方かもしれませんが。)