« ミニバストースター | メイン | 念のため »

2007年09月02日

●No.16 コスタテールのウインカークリア加工

  • 実施日:2007.09.02
  • 所用時間:1.5時間程度(加工のみ)

ルポユーザの間では定番の一つである、限定車ルポコスタ用のダークテールレンズ 通称「コスタテール」装着。
純正部品であり交換作業も容易であることから、1.4・GTI問わず多くの方が実践されています。
しかしこれの気になるところは、せっかくウインカーレンズがクリアであるにもかかわらず、内側にオレンジのレンズが付いていて完全二色でないこと。
加えて、自前でのクリア加工に抵抗があり、購入意欲がわきませんでした。
が、急にこれが欲しくなりました。でクリア加工について下調べを行い、作業自体も心構えができたので、購入することにしました。


■製品について

コスタテール 言わずもがなの「コスタテール」です。
価格は、片方あたりで11,235円。品番は、
 ・助手席側:6X0 945 095 F
 ・運転席側:6X0 945 096 G
ディーラーで注文可能です。
バルブ ウインカーのクリア化を行う場合、ステルスバルブも必要です。
今回はフィリップスのシルバービジョンを購入。こちらは二個で約3,000円。

■作業工程

まずクリア加工については、カスタム大魔王さんのサイトが参考になります。
(道具がある方であれば、こちらのサイトさえ見れば、私の書いた記事は不要なくらいです。)

でもあいにく、私はホットナイフやグルーガンは持っておりませんでした。
近所のホームセンターで見てきたら、両方で2,000円少々。今回限りの出費としては許容範囲外。
と言うことで、半田ごてだけで何とかしようと決意しました。

なお、テールランプ交換作業自体は割愛しています。
こちらについては、No.15 テールランプ点灯パターン加工をご覧下さい。

オレンジ色のレンズ 作業ですが、平たく言えばオレンジ色のレンズを取り外すだけです。
外すにはいろいろ方法があるようですが、今回はとにかくオレンジのレンズ(以下”オレンジ”)を除去すれば良いので、半田ごてで溶断しつつ、穴から破片を取り出す手法を強行しました。
こんな感じで四等分 具体的には、左図の通り装着された状態のオレンジをおおざっぱに四等分して割り、あとはうまく取り出せば良いかなと。
ともかく、破片やカスが残らなければいいだろうくらいの気持ちでやりました。
カット状態 作業途中の状態。溶かした部分がでろでろになっているのが分かるでしょうか。
半田ごての出力にもよりますが、30Wの場合この状態までで5分以上かかりました。
ちなみに、溶かす際の煙で気持ち悪くなりました。
カットしたかけら 外したオレンジのかけらです。結構厚さがあり、柔軟性はありません。
たわんだりしないので、とても扱いにくいです。
加工前後 作業の結果です(左が加工後・右が加工前)。
ちょっと分かりにくいですかね。
ソケットの交換 そんなこんなでオレンジを外したら、ランプソケット基盤の交換作業です。
(うちのは点灯パターンをいじっているためです。通常であれば、ウインカーのバルブをステルスバルブに交換するだけでOKです。)
取り付け画像 取り付け画像。かなり印象が変わりました。
(カーソルを当てると、交換前の画像が表示されます。)
近接画像 近接画像。オレンジ色は全く分かりません。大成功!

■所感

ってな感じでやって見たわけですが、結論から言えば何とかなりました。しかし、
 ・四等分する前に、レンズ内でオレンジが外れてしまった(一回目)
 ・オレンジの外れは回避しても、綺麗に四等分できないため、取り出しにくい大きさになってしまった(二回目)
 ・中でオレンジが暴れたため、内側の反射コート(メッキです)が傷だらけになった(一回目・二回目とも)
  → まあ外側からは見えませんので、全く影響はありません。
と、思いの外手間取りました。つまりは、レンズの穴からオレンジを取り出すのはかなりしんどいと言うことです。
しかもよくよく見たら、1ミリ程度のかけらが一個残り、取れなくなってしまいました(涙)。→ 取れました!

結果的には、外部から目立つような失敗ではなかったものの、お世辞にも満足のいく作業とは言えませんでした。

前にリンクを書いたカスタム大魔王さんのように、ホットナイフを使った方が早く確実だなと思います。



とは言え、約23,000円+1.5時間程の手間をかけた甲斐はあったかなと思います。

今更感はありますが、おすすめです。でもあまり増えないで欲しい・・・。







2007.9.2 公開

コメント

いいなああああぁぁ(笑

2万3千円也か〜

そうそう、ワタシも、ほりさんと同じ方法を取るか無加工のどちらかでしょう^^;

買ったらの話しですけどね・・

ディーラーで若干値引きしてもらったため、シルバービジョン+αくらいは浮きました。
予算が浮いたのだから、ケチらずホットナイフ買うべきでした。

とは言え、2万円強は高いですよね。
タイヤ交換が6万前後と考えれば、その3〜4割くらいになりますから。

あ、もし買われたとしても、上記の半田ごて手法はやめた方がいいですよ。
オレンジのレンズは2mm程度の厚みがあるので、溶かすにしても割るにしても結構難儀します。
それに対し黒い部分は1mm以下の厚さですので、カットも容易だと思います。

私が持っていた半田こては先っぽが交換式で
ホットナイフの先っぽだけ購入してやりました
七、八百円もしなかったような?

ホットナイフの刃は500円くらいで見つけたのですが、うちの半田ごてが安物で
低出力なため、サイズ的に取り付け不可(多分)でした。
私はくじ運が悪いため、一か八かで買うと外れる自信があるんです。

で結果的にイマイチだったと。やはり運が悪い。

すご〜い、ぼくはアッサリとクリア加工したやつをManiacsで購入、何せ最終の受付だったのでお金の工面など考えずにポチしてしまいました。

ホント印象変わりますね、ウチの赤よりよく似合ってます、黒と良い相性みたいですね。

Maniacsの加工済みは、価格的にアウトでした。
でもバルブ込みだし、あの価格は妥当だったと今は思います。

似合う似合わないは主観なので人それぞれですからね。
いずれの色でも、アクセントが効いて似合うと思いますよ。
個人的には、「各色ともこれが標準の方が良かったのではないか」と感じます。
ただもしそうだったら、赤一色テールに交換してたんだろうなぁ(笑)。

コメントする


Copyright© 2004-2010 Hori. All Rights Reserved.