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2006年03月31日

●No.12 プラグアーシング

  • 実施日:2005.05.5
  • 所要時間:30分程度

前車で装着していたプラグアーシングは、効果がはっきりと分かり満足度が非常に高いものでした。
車買い換えの際、ルポにも装着したいと考えておりましたが、リアバッテリーのため事実上装着不可であることから、断念しておりました。
しかし先日のアーシングにより、エンジンルーム内にアースポイントができたことから、改めて装着してみることにしました。


■製品について

パッケージ 今回装着するのは、オーディオラボの「グランドブースター」という製品です。
燃費向上・パワーアップを初めとして様々な効果を謳っており、これだけ見ると怪しさすら感じてしまいます(笑)。
でも最近では、一部新車ディーラーでも販売・取付を行っていたりするようです。

※'05.01の規格変更により、商品のパッケージ及び価格が変わっております。
部品構成 部品構成は、プラグからアースを取るための銅板(?)が4つと、バッテリーにアースするための銅線が1本です。極めてシンプルで、取り付けも簡単な部類です。
なお、付属している銅線の長さの関係からリアバッテリー車は非対応となっております。
そのため、何らかの形でバッテリーまでコードを敷設する必要があります。
形状 アース用の銅板はこんな形をしています。これをプラグのハウジング部に装着し、アースを取ります。
構造は簡単なのですが、微妙に自作が難しい形状です。
ちなみに反対側は平型端子になっています。
装着状態 こんな感じでプラグに装着されます。

■作業工程

エンジン ボンネットを開け、エンジンカバーを外します。
なお、外し方はDIY3 オイル漏れチェックを参照して下さい。
そうそう、バッテリーのマイナス端子も外しておきましょう。電装をいじる上では基本中の基本です。
でも自分は例によって外さずに行いました。
銅線をヘッドカバー後部に敷設 アースポイントに接続するための銅線を敷設します。これには、平型端子のメス側コネクタが付いています。
この導線は、本来バッテリーのマイナス端子に接続するのですが、 今回はアーシングのアースポイントに接続しています。
なお、事前に長さ調整とコネクタの移動をすませておきました。
銅板をプラグに装着 続けて銅板をプラグに装着します。
プラグコードを取り外した後、プラグホールに銅板を差し込み、付属の道具を使って装着します。
銅板は黒いカバーの下を通して出しました。装着したら、プラグコードを元に戻します。これを4本分繰り返します。
装着完了画像 銅板の装着が完了したら、事前に敷設しておいた銅線の端子と、プラグホールから出ている銅板の端子を接続し、作業完了です。
(見た感じは不安な状態ですが、一応これで大丈夫です。)

■所感

装着の効果ですが、思っていた以上に体感できました。
これまでは低速ギアにおいて、回転の上がり方に対しトルクの出方が追いつかない感じがしていましたが、装着後はイメージ通りになりました。
2,500rpm以上の回転域でトルクが上乗せされた印象です。エアコンを使用しても、装着前のエアコン未使用時と同等かそれ以上のトルク感を得られました。
吹けも悪くなったようには感じません。実はあまり期待はしていなかっただけに、うれしい誤算です。
(ただし、既に装着済のプラグコードやアーシングとの相乗効果も考えられますので、フルノーマル車で同様の効果を体感できるかは分かりません。)
なお、2000rpm辺りまでの低回転域ではあまり変化が感じられません。また、5,000rpm以上の高回転域は、そもそも比較できていません。あしからず。

それから、燃費向上・オーディオの音質向上と言った効果は、気にしていないため変化は分かりませんでした。排気ガスは若干におわなくなったかも。
特に燃費については様子見ですが、乗り方でかなり変動があることから、あまり期待はしていません。
(何も意識せずに運転して、コンスタントに14km/lを越えるようなら効果ありと言えるでしょう。これは後日追記することにします。)
しかし、単純にパワーアップのみを目的とした装着であっても、費用対効果という面では十分納得できると思います。
ただ、アースポイントが別途必要なことと、規格変更により大幅に値上げしたことがネックかも・・・。予備用にもう一つ買っておこうかな。


2010.4.18追記

車体の売却に伴い、取り外しました。


2005.5.6 公開

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