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2006年03月31日

●宮城県:鎌先温泉「湯主一條」('06.2.4~2.5)

正面例によって温泉で息抜きをしたくなり、行ってきました。宮城県の県南にある鎌先温泉と言うところです。

比較的マイナーですがアクセスも良く、今まで行かなかったのが不思議なくらいでした。
今回泊まった一條旅館。ご先祖が鎌で温泉を掘ったのがこの温泉地のルーツらしいです。湯主と言うだけあります。
最近代代わりしたらしく、伝統だけではなく今風のモダンな雰囲気も取り入れられています。

建物この建物は大正期に建てられたとかで、文化財級の建物だと思われます。(写真だとちっちゃく見えますが、かなりでかい建物でした。)
ここは下の階が自炊棟、上の階が食事処になっています。

食事処は畳にテーブルの和洋折衷風(不覚にも画像なし)。この旅館の自慢であるコース料理が振る舞われます。
料理は和風メインに洋風のエッセンスを加えた感じで、量も多すぎず少なすぎず、よほどの大食漢でもない限り十分満足できます。

風呂風呂は二ヶ所三つ。場所ごとに源泉も違います。特に内湯は古めかしいながらも、効能はかなりのものらしいです。
湯治もできるので、自炊しつつ長く逗留される人も多いようです。
男女入れ替えがないので、すべてを堪能できないのが残念。

と言った感じで(画像が少ないですが)、以前行った湯どの庵に通じる部分がありました。やはり今時は伝統だけではやっていけないのでしょう。
ただその結果、古くさく感じることも新しさが浮くこともなく、いいバランスで新旧がマッチしていると感じました。
この宿で一番感じたのが、接客がとても気持ちのいい宿であること。また再訪したい宿が増えました。


時音の宿 湯主一條


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